今、台湾ホラーが熱いです。
魅力的な作品がどんどん出てきててサブスクでもおもしろいのが観れるようになってきています。
今回はミステリー要素も強いNetflixで観れる台湾ホラー「呪われの橋」を徹底解説していきます。
なかなか見ごたえのある作品ですが1回観ただけではよくわからない点もあります。
ここの疑問点が解消されると驚きと共におもしろさがグッとあがりますよ!
※この記事は「呪われの橋」視聴済みの方向けのネタバレありの記事となっています。
未視聴の方はご理解の上お進みください。
この記事を動画にしましたのでこちらも是非ご覧になってみて下さいね!
①映画歴25年くらい
②呪詛好き
③ホラー好き
④考察するのが大好き
⑤映画でもアニメでも考察しがいのある作品を探してる人
⑥台湾ホラーにハマり気味
⑦YouTubeもやってます
⑧仕事は多摩市で鍼灸師
⑨経営13年目で法人一期目の社長
呪われの橋トレーラー
呪われの橋あらすじ
キャンパス内にある橋で真夜中に出ると噂の女学生の霊。
有名な怪談の真偽を確かめるため、大学生の男女たちが心霊スポットで肝試しを始めると…。
呪われの橋解説
この作品をしっかり理解するためには誰がどの時間軸の人物だったのかを理解する必要があります。
というかそれだけでだいぶわかりやすくなります。
呪われの橋登場人物
女性キャスター
ある意味本作の主人公。
2016年の事件の謎を追っていくのでこの映画を観ている僕らはこの人の視線で事件の顛末を見ていくことになります。
2020年2月28日、カメラマンと肝試し怪死事件の謎を解明すべく大学の警備員に話を聞きに行きます。
シンチアオ
憑りつかれてしまったかわいそうな人。
2012年2016年に学生として在籍していて肝試しのイベントに関わっています。
シートウ
シンチアオの友達で、ソンと一緒に美術室のようなところで肝試しの準備をしていた女性。
この人は2012年の犠牲者。
ソン
シンチアオ、シートウと一緒に肝試しの準備をしていた男性。
2012年の犠牲者。
サンニュー
2016年に肝試しの準備をしていた女性でアーチュエンの恋人。
2016年の犠牲者。
ウェンヤオ
2016年の肝試し怪死事件の最初の犠牲者。
めがねくん。
アーチュエン
サンニューの恋人であり、シンチアオの元恋人。
モテまくりな学生。
呪われの橋時系列順に整理
1980年2月28日
女学生が橋で恋人を待っていたところ5人の男たちに襲われ命を落とす。
女学生は恨みから悪霊となり、自分が死んだ日である2月29日に5人を必ず殺すようになる。
1984年~2008年のどこか
女学生の悪霊をお札で封じる。
2012年2月28日
シンチアオがおそらく1年生のときに肝試しの実行委員として準備をしていた際、悪霊となった女学生を封じていた御札を剥がしてしまう。
封印が解かれこの年はソンとシートウ含めた5人が亡くなる。
シンチアオも襲われるが女学生の霊は利用価値のあるシンチアオを生かしておく。
事件は大学側が隠蔽。
2016年2月28日
シンチアオが再び肝試し大会を企画。
ウェンヤオ、サンニュー、アーユエン、そしてシンチアオが実行委員として活動。
そのうちの4人が死亡、1人が行方不明となる。
シンチアオが女学生の霊に憑りつかれていたがアーユエンに自分を殺させ、生きたいと願ったアーユエンが代わりに憑りつかれる。
2020年2月28日
女性キャスターがカメラマンと大学に取材に来る。
調べていくうちに2012年と2016年の関係者がごちゃ混ぜになっていることに気づき、さらに調べていくと1枚の写真からアーユエンが生き残っていることが判明。
そしてカメラマンがアーチュエンであったことを知る。
アーチュエンは学生たちに肝試し大会を開かせる。
女性キャスターのその後
アーチュエンは最後に「終わらせるには君が必要だ。」と言っていましたが、この終わらせるというのは2020年の犠牲者として必要と言っているのか、それとも自分を呪いから解放するのに必要と言っていたのかがよくわかりません。
犠牲者としてならラストシーンで階段を数えながら上っていく学生の数が5人だから必要としないし、シンチアオのように自分を殺させるためならあんな血がでるくらい怪我を負わす必要もないような…。
都合のいいように解釈するならアーチュエンはやはりこのまま生きることに疲れていて、自分を殺してもらうために女性キャスターが必要だった。
逃げられては困るし殺そうと思ってもらわないといけないから怪我をさせた。
こんな感じでしょうか?
女性キャスターにとってはどちらにしてもその後は悪夢のような人生となってしまいますね(;゚Д゚)
まとめ
ミステリー要素を出すために時系列をわざと複雑にしているのですが、ちょっとやりすぎな気もします。
でも考察しがいもあるしなかなか良いホラー映画でした。
また次回は台湾ホラーを紹介、解説していきますのでまた読みに来てくださいね!