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ホラー

【映画紹介】富江 アナザフェイス – 地元ロケ地の驚きと恐怖の世界

としひろ
としひろ
どもこんにちは!としひろです。

今回は、伊藤潤二の名作ホラー「富江」の実写版である『富江 アナザフェイス』を紹介します。

作品紹介 – 伊藤潤二の世界観を映像化

『富江 アナザフェイス』は、1999年12月26日に関西テレビで放送された3話構成のオムニバス形式のドラマです。
初めの放送時は「冨江 恐怖の美少女」というタイトルでしたが、ビデオ&DVDリリース時には『富江 アナザフェイス』に変更されました。
キャッチコピーは「この増殖はもう止められない」です(富江と言えば増殖ですからね)。
このオムニバス形式が、伊藤潤二作品、特に「富江」にマッチしていて、非常に良かったと思います。
原作漫画の雰囲気をよく引き立て、富江の不気味さを上手く表現していました。

映像とスタイル – 90年代の雰囲気を味わう

劇場版ではないため、予算的な制約からか、映像は特に美しいわけではありません。
しかし、1999年の作品ということを考えると、むしろそのレトロな雰囲気が味わい深いです。
当時のファッション(厚底ブーツや化粧)も時代感を感じさせます。
富江役の永井流奈さんの美しさと可愛さは特筆すべきですが、彼女の話し方には少し癖があります。
とはいえ、その後の豹変が恐怖と不気味さをリアルに感じさせ、視聴者を引きつけます。

物語紹介 – 三つの恐怖の物語

第一話 – 死体から再生する富江

富江がゴミ捨て場で死体となって発見されるところから始まります。
交際していた男子高校生・高志は落胆しますが、元彼女の美紀が彼を励まします。
しかし、死んだはずの富江が再び現れ、混乱と恐怖を引き起こします。

第二話 – カメラマンと不死身の美少女

カメラマンの森が酒場で富江と名乗る美少女に出会います。
彼女は彼の学生時代の記憶に残る美少女にそっくりで、森は夢中になり、写真を撮りますが、現像された写真は驚愕の結果を示します。

第三話 – 愛と狂気の狭間

安田が富江と交際1ヶ月で婚約を決意しますが、富江を追い続ける謎の男・太田に襲われ、富江から「私を愛しているならその証拠にあいつを殺して!」と言われます。
安田は富江と一緒になるために太田を殺そうとします。

これらは独立した話で、互いに直接的な関係はありません。

感想 – ロケ地と物語の感想

まず驚いたのは、映画の内容ではなくそのロケ地です。
第一話を見ていたら、突然画面に見覚えのある建物が映り、「あれ?」と思ったんです。
丘の上プラザと書かれていて、近所にも同名の場所があるんですよ。
まさかロケ地が多摩センター?と思ってたら、後ろにサンリオピューロランドがどーんと映っていましたw
全く知らなかったので衝撃的でした。
地元が「富江」の聖地になっていたんです。
毎日聖地巡礼していましたwww
ただ、感動は特にありませんがね(爆)
多摩センターは今も多くのドラマや映画のロケ地として使われているので結構前から使われていたんだなぁと。

作品の感想としては、オムニバス形式が新鮮で、各話ごとに異なる恐怖を体験でき、飽きずに楽しめました。
特に印象に残ったのは第三話で、富江に取りつかれた男、彼女を殺そうとする男、そして不死身の富江の関係性が非常に面白く描かれていました。
最後の火葬シーンは少しやりすぎ感がありましたが、富江の恐ろしさと不死身さを象徴する強烈なシーンでしたね。

まとめ

以上、「富江 アナザフェイス」をご紹介しました。

YouTubeで動画も出しているのでぜひご覧になってくださいね!