以前にご紹介しましたガチで怖すぎるJホラー『残穢』、こちら観ました?
ほんっとうに怖いしおもしろい映画なのでまだの人はぜひご覧になってみてください!
今回の記事の動画を作りましたのでこちらもぜひご覧になってみてください!
今回はその残穢のスピンオフ『鬼談百景』をご紹介していきます!
鬼談百景作品情報
原作者 小野不由美
原作鬼談百景から選りすぐりの10話を映像化したホラー映画
監督 脚本
「追い越し」
監督 中村義洋
脚本 鈴木謙一
「密閉」
監督脚本 白石晃士
「影男」「尾けてくる」
監督脚本 安里麻里
「空きチャンネル」「どこの子」
監督脚本 岩澤宏樹
「一緒に見ていた」「赤い女」
監督脚本 大畑創
「続きをしよう」「どろぼう」
監督脚本 内藤瑛亮
鬼談百景総評
とにかく見せ方がまじでうまい作品でした。
本編残穢のようにぞっとする演出が素晴らしかった。
ほんと怖かったです…。
残穢のレビューが読みたい方はこちらをどうぞ!
構成は1話10分前後のショートストーリーが10本なんでめちゃくちゃ観やすかったです。
怪談を映像化しているのでオチがそれぞれあるわけでもなく、もやっとふわっと終わる感じでしたね。
こんな怖い話があったんだよという、心霊系のテレビ番組とかの再現VTRのような感じと言えばわかりやすいですかね。
僕がイチ押しなのは「赤い女」と「続きをしよう」の2本です。
赤い女はよいしょ!っと飛び降りて出てくるところとかは笑っちゃうんですけど、走って家の中に入ってくるところはヒェって声が出そうになるほど怖かった…、
あのダダダダダダ!って迫ってくるのはまじで軽くトラウマレベルに怖かったわぁ…。
続きをしようは最初から不穏すぎるんです。
子供たちがお寺の境内で座っているときに、誰も口をひらいていないのに「続きをしよう」って子供の声があって遊びが始まるんです。
最初は違和感しかないんですよ。
あれ?誰かがしゃべった?でも口動いてなかったよなぁ…って。
どんどん子供たちが怪我をして帰って行って、最後1人になったときに後ろからざっざっざっざって真っ赤な子供が早歩きで来るのガチで恐怖でした。
おわあっ!ってアラフォーおっさんが悲鳴あげましたよ…。
全身をみせない、本当に一瞬だけ、ぼんやりとほかしをいれているのもポイント高い!
その他ストーリー一言感想
「追い越し」
掴みとしては申し分ない。
女幽霊が笑顔で並走しているのが怖いというより笑えたw
「密閉」
スーツケースの中身よりも主人公が殺人の罪にのちのち問われてしまうのでは?と関係ないところが気になってしまった。
「影男」
バァン!って窓を叩く音にいちいちびびった。
「尾けてくる」
始まりから終わりまで気持ち悪い(ほめてます)
「空きチャンネル」
残穢でいう穢れっぽい。そこまでこわくなかった。
「どこの子」
深夜にあんな小さな子供がいるってだけですでに怖い。
「一緒に見ていた」
いまいちピンとこなかった。
「どろぼう」
幽霊、怪談というより人間の怖さにゾッとした。
まとめ
短い時間で恐怖を感じられるとてもおもしろい作品でした。
残穢を観ていなくてもまったく問題ありませんので、おもしろいJホラーを探している方にはかなりオススメです!