どうもこんにちは!としひろです。
今回はカウボーイビバップ第8話、東風登場回です!
この記事は物語のネタバレを多く含みます。
そしてボロクソに言います。
ネタバレしても大丈夫、俺も同じようにボロクソに言いたい!
という方だけお読みください。
原作はスパイクがマッドピエロ東風(トンプー)と出会ってしまったことで執拗に追われるスリリングな回でした。
ストーリー、演出、全てにおいて素晴らしいあの神回が実写でどうなったかといえば…アルぇ…???
まあ予想はしていたけど正直期待外れもいいところ。
評価は…
★☆☆☆☆
星ひとーつ!
原作
原作のアニメ回は第20話 道化師の鎮魂歌
控えめに言ってまじ神回。
原作はね!
あらすじ
ビシャスはスパイクを殺すために太陽系最悪の殺人鬼マッドピエロを解き放った。
マッドピエロはボーリングを楽しんでいた3人を襲撃しスパイクを半殺しにする。
ジェットは殺人鬼の正体を探るべく情報集めに奔走する。
ビバップ号でジェットがスパイクの正体を追求する中、マッドピエロから招待状が届く。
3人は力を合わせ殺人鬼を倒すため入念に作戦を練るがスパイクは1人で戦いに挑む。
ビシャスはクーデターを起こし長老たちを殺害することに成功する。
感想
もういろいろ言いたいことはあるんですが、まず言いたいのはよくもここまで設定をぶち壊してつまらなくできたなぁということ。
マッドピエロが猫嫌いというのを犬嫌いに変えたのくらいはまあいいですよ?
あのでぶった容姿がほっそりおじさんになったのもまあしょうがないと思いますよ?
最低最悪なのは空中浮遊がただの機械仕掛けとなってしまったこと!
これはは許しがたい改悪。
マッドピエロっていうのは極秘裏に生み出された殺人マシンで、超能力も使えて数多の武器も使いこなす最強の刺客なわけです。
それをビシャスの使いっ走りで、ただ銃をぶっぱなすだけの能無しクソ親父に変えたのは本当に最悪、
その銃をぶっぱなすのも予算の関係なのか地味!
グレネード乱射もなく、ショットガンとマシンガンを連射するだけ。
スパイクがジークンドーで戦う姿がないものだからスパイクの強さもマッドピエロのやばさも微塵も伝わらない。
話を戻しますけど空中浮遊とか銃を防ぐ念動障壁の演出がまじでカスレベル。
この空中浮遊に関してはあとでまた書きます。
で、やつからの招待状を受けて3人で協力すれば倒せるはず!みんなで力を合わせるんだ!とかいう流れもちょっと気持ち悪い。
スパイク、ジェット、フェイの3人って仲良しこよしじゃないし、ツンデレみたいな感じでいざというときに助け合ったりみたいなところが気持ちよかったりするんだと僕は感じるんです。
3人は家族だ!家族なんだ!
ってそういうのこの作品にいるかね?
アメリカ人ってほんと家族とか愛とか大好きですよね、とりあえずぶっこんでくるのやめてもらえませんかね?
で、ラストのタイマンも迫力なさすぎて驚きでした。
最初からナイフ投げまくりのスパイクに、やっぱりただ銃を打つだけのピエロ。
空中浮遊で追っかけ回してグレネードで爆破しまくり、幼児退行しているから動きもなんか子供っぽいっていう演出なんか微塵もない。
ただただ予算不足と工夫のなさが目立ちました。
幼児退行してるっていうのももう少し説明あってもいいんじゃないかねぇ。
アニメではジェットが情報を掴んで説明していましたけどこっちでは数秒そんな映像が流れただけ。
あれはさすがに理解しづらい…。
そしてラストシーン。
足にナイフが刺さるところは同じではあったんですが、いたいよーママー、とか言ってなぜかお空に上がっていくピエロ…。
(↓真ん中にいる小さいのがマッドピエロw)
そしてその姿はのぼってるっていうより吊るされてる感がありすぎて草しか生えんw
アニメと比較しちゃいけないんだろうけど、たった23分くらいのアニメがあれだけ神ってるのになんでこっちはこんなクソなん?
アニメではナイフで刺されたピエロが泣きわめいているところにパレードをしている巨大な犬のロボットが踏み潰して終わります。
そのあとのスパイクの「もう…いいんだ。もう終わったんだ…。」ていうセリフとそのときに流れている音楽が本当に演出としては絶妙で、ピエロに感情移入してしまってスッキリとした終わり方なのにどこか悲しさが残るんですよ。
それが苦笑どころか失笑もんの回になるとは…(T_T)
正直この回はピエロがお空にあがっていくところだけ見ればそれでいいんじゃないでしょうか。
今回はボロクソな感想になってしまいましたね(;・∀・)
次の回はもっとボロクソかも…。
入るのやめようかなって思った人!
Netflixにはもっとちゃんとおもしろいオリジナル作品ありますからね!
とりあえずオススメの全裸監督とキャッスルヴァニアはめちゃくちゃおもしろいですからご安心を!