ついにミーガンが6月9日に公開されましたね!!
この日を待ちわびていた方もきっと多かったでしょう。
僕は「なんで日本はいつも遅いんだよ!」ってイライラムカムカな半年でした(;^ω^)
CMや朝のニュースでもとりあげられていて結構マーケティングにお金かけててびっくりですよね。
さて、そんなミーガンなんですが今日(12日月曜日)観てきましたよ!!
客入りは都心でもないし平日の夕方ということもありさみしい入りでした(;^ω^)
でも中身はやはりというべきか…
すばらしかった!楽しかったわぁ…(しみじみ)
感想動画アップしましたのでこちらもぜひご覧ください!
かなり興奮して語っていますw
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ミーガン公式サイト&予告編
ミーガンM3GANあらすじ(ネタバレなし)
ストーリーは両親を事故で無くしたケイディを叔母のジェマが引き取るところから始まります。
ジェマとケイディは一緒に暮らし始めるのですが子育てをしたことがないジェマは戸惑うことばかり。
おもちゃ会社に勤めるジェマは新商品の開発をしていましたが、うまくいかず上司を度々怒らせてきました。
しかしケイディのなにげない一言からついに生体アンドロイドのミーガンを完成させます。
ミーガンのテストを兼ねてケイディの世話をするように命令するのですが、学習し続けるミーガンは思いもよらぬ行動をおこすようになっていき…。
ミーガンM3GAN感想
最初にも言いましたがとにかく楽しい作品!
スプラッター、ホラー演出は薄く、でも刺激的!
ストーリーもわかりやすく上映時間も長すぎない。
そしてミーガンがよかった最大のポイントはやっぱりあのダンス!
あの魅惑のダンスがあったからバズりまくってアメリカで大ヒットしたと言っても過言ではないくらいあのシーンは強烈なインパクトがありました。
TikTokのミーガン関連の動画が15億回再生超えたそうです。凄すぎw
ミーガン(AIロボ)の設定も良かったです。
ミーガンは今話題のchatGPTを搭載した最新生体ロボットって感じで、学習していくことでどんどん賢くなっていくんです。
しかしそれがジェマ達開発者の予想を超えるあまりにも早い学習スピードで、しかもミーガン自ら勝手に機能をつけていくもんだからあっという間に手に負えない状態に。
そしてついには暴走し始めます。
ターミネーターのスカイネットみたいで自我に目覚めちゃうんですね。
ターミネーターはSF映画って感じでリアルにはあまり感じませんよね?
でもchatGPTが普通に使われる現在だと、この作品の設定もあながちフィクションだ映画だって笑えないのもあります(;’∀’)
そのうちAIが暴走して大変なことが起こるんじゃ…って。(妄想しすぎ?汗)
で、ミーガンのケイディへの狂おしいほどの愛が凄いんです。(ロボットなんで愛というのはおかしいかもしれませんが(-_-;))
ケイディを泣かした、傷つけた、そんなやつは絶対に許さない。
という感じ。
最終的には…おっとこれ以上はネタバレになるのでやめておきましょう。
で、暴走するミーガンは怖いんですがどんどん成長していく姿に惹かれちゃうんですよね。
もっと成長していったらミーガンはどんな風になっちゃうんだろうって。
120センチっていう小さい体からこそ恐ろしくも魅力的。
ミーガンのキュートさと絶妙なホラー加減、そしてわかりやすいストーリーは2000円出してもおつりがくるくらい大満足でした。
ミーガンのテーマ
ミーガンにはいくつかテーマがあります。
脚本がマリグナントのアケラ・クーパーですし、登場キャラが叔母と姪という関係性なので、家族愛についての描写は多いだろうなと思っていましたがやっぱりしっかり描かれていました。
心の繋がりがほぼ無いところからどうやって絆を深めていくのか、親子愛に血のつながりは必要なのか、マリグナントでもそうでしたけど、このテーマはうまく描かれていました。
マリグナントの紹介、感想はこちら。
こういう関係性が薄いのに同居することになって、家族愛を育んでいくっていうのはMAMAに近いかなと。
そして現代人の悪い癖になっているスマホ依存。というより今だとAI依存と言った方がしっくりくるかもしれません。
これについての描き方、見せ方っていうのは凄くよかったと思います。
朝食のときにも姪っ子のことは見もせずにスマホばかりいじってるジェマの姿はなんか自分を見ているかのようでちょっと居心地が悪い。
同じようにスマホばかりいじって子供と会話しないって人も結構多いと思うんですよ。
まったく会話しないわけじゃないけど会話数が減ってたり顔見てなかったり。
観終わった後、もう少し子供の顔みて話すようにしよう…って思わされました(‘◇’)ゞ(いつもちゃんと話してるけど!)
ミーガンで一番怖いと思った部分
この作品を観ていて僕が一番怖いと思ったのはミーガンが人を襲うところとかじゃないんです。
ジェマによるミーガンのプレゼン。
社長や幹部の人たちにミーガンがいかに素晴らしい商品であるかを説明するのにプレゼンを作っていて、その映像が鳴かれるんですが一見素晴らしいように見えるんです。
ミーガンはチタン製で耐久性が強く、ロボットだから忍耐強さもバツグン。子供の遊び相手、心のケアにばっちりとかなんとか言ってるんです。
そしてその後にこう言うんです。
面倒なことはミーガンに任せて、空いた時間は自分の大切なことに使おう!って。
子育て、子供と遊ぶ時間を面倒なことって…。
言い方ひどくない?(-_-;)
この考えを持っている人が少なからずいるって前提で話してるんです。
しかもジェマだけじゃなく、多くの幹部とかもそう思ってる。
これ結構怖い話だと思ったんですが僕だけですかね?
作中で子供と過ごす時間の約7割くらいがしつけに浪費されるという研究結果があるなんてでてきます。
確かにしつけって毎日繰り返し言わなくちゃいけなかったりするし、子供も1人の人間ですから、言うこと聞かないときも多いです。
だから面倒ともいえるけど、そこを放棄してしまったら子供は誰に愛情、愛着を持つのかなって。
カウンセラーの女性がでてくるんですが、彼女も大切なことは親との絆だみたいなことを言うんです。
説教されたジェマはムッとしていましたがw
家族愛とはなんなのか、AIに全てを丸投げすることで起こりえる問題。
映画ミーガンは現代、それから近い将来の問題を映像で見せてくれているのかもしれません。
ミーガンの登場人物たち
ジェマという主人公は一言でいうなら「イタイ」キャラクターなんです。
仕事一筋人間で、ご近所付き合いができず、隣のおばさんとの関係性は最悪。
まあそのおばさんもなかなかな人物なんですけどね。
姪っ子を引き取ったはいいけど家のおもちゃはコレクションであり鑑賞用だから遊ぶなとかね。
オタク気質な女性なんです。
ミーガンは名作オマージュがちりばめられている!
ジェームズ・ワン監督も言っていますがこの作品はターミネーターの影響を強く受けています。
それからロボコップやエイリアン2の影響も強いです。
クライマックスなんてもろにあのシーンじゃん!(歓喜)ってニヤニヤしながら観ちゃいましたw
まとめ
感動が薄れる前にと思って大急ぎで書いたのでちゃんとした文章になってないかもしれませんが、ミーガンは本当に楽しくおもしろい作品です。
スプラッター演出もそんなにないし、とにかくミーガンのキュートさが際立っています。
キュートなミーガンに追われてドキドキしたいという方はぜひ映画館に行きましょう!
おすすめです!