こんにちは!としひろです。
メタルはお好きですか?
今はまだ解明されていないけどヘヴィメタルはガンにも効果あるんだぜ?
と、冗談はさておき今回はネトフリオリジナルハートフル(?)青春映画「目指せメタルロード」のネタバレ感想です。
1:脚本が「ゲーム・オブ・スローンズ」のD・B・ワイス
2:青春映画のベタ展開!だがそれがいい!
3:トム・モレロが制作に参加!
トレーラー
登場人物紹介
ケビン
主人公の1人。
昔いじめられていたがハンターにより助けられた過去を持つ。
消極的な性格だが徐々に変わっていく。
ハンター
もうひとりの主人公。
母親は家を出ていっておらず、父とふたり暮らし。
女癖の悪い父に反抗するためかたびたび問題を起こしている。
メタルにより救われている。
エミリー
脳内セロトニンが足りないので常に安定剤を持つ歩く爆弾女。
即ブチ切れして放送禁止用語を連呼するメタルなやつ。
あらすじ
メタルに夢中なハンターと元いじめられっ子のケビンは親友でありバンド仲間の同級生。
ハンターはメタルバンドで崇拝されるほどの人気を得たいと考え、マーチングバンドをしていたケビンを誘っていた。
ケビンはメタルにあまり興味がなかったがハンターの力になりたいと考え、バンドを組み日々練習に励んだ。
バンドにはベーシストが必要だと考えたがメタルに興味がある同級生もいないのでなかなか見つけることが出来なかった。
そんなある日、マーチングバンドで顧問にブチ切れていたエミリーという女子生徒がチェロを弾けることを知り、ケビンは彼女を入れようとハンターに相談する。
学内で行われるバンドコンテストに優勝するため、3人は衝突しながらも練習していく。
感想
よくある青春映画なんですがここにメタルを掛け合わせてなかなかおもしろい仕上がりになっています。
出会い、楽しいひと時、問題勃発、和解そして大団円!
見事なまでにわかりやすい起承転結です。
あの大ヒットドラマを生んだD・B・ワイスが脚本担当
大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の脚本家ワイスがこの作品を手掛けていますから、やはり話の作りがうまいですよね。
重要な登場人物は3人にしてあまりごちゃごちゃさせてないし、それぞれのキャラの背景や性格も非常に簡潔に、だけどすごくわかりやすくして感情移入させやすくしています。
前半と後半のスピード感もまるで違っていて飽きることなく一気に最後まで観ることが出来ました。
成就映画のベタ展開!3人の成長が楽しい!
ケビン、ハンター、エミリーの成長が観ていてほほえましく楽しい。
ケビンはどんどん大人へと成長(意味深)していくなかでハンターは親のこともありフラストレーションが溜まりに溜まって学校内で爆発。
それを今度は昔いじめから助けられたケビンが助けるという構図はわかりやすいけどやっぱり感動的。
ハンターの「僕は親友失格だ。」という言葉にケビンが「でも親友は君だけだ。」と返すところなんて実際に友達にそんなこと言われたら僕泣いちゃいますよ。(まあ友達いないけど)
またエミリーのキャラも強烈で最高。
しょっぱなの登場シーンが即ブチギレですもん。
「フ○ックユー!ファッ○ユー!!」
こいつはメタルだ…(某メタルの帝王クラウザーさん風)
そんなエミリーもケビンとの付き合いがスタートしてからはどんどん成長。
ライブに来たときのあの素晴らしい変身ぶり!
じらしてじらしての・・・・あのお姿ですから展開も最高でした。
トム・モレロがミュージックプロデューサー
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ(バンド名だけは知ってる)が音楽に参加しています。
そのためか要所要所でかかる音楽がたまらなくかっこいい!
シーンにもマッチしすぎているのも最高!
特にカーチェイスのところはやばいです。
まとめ
基本はベタな青春映画。
普通ならあまり見ようとも思わないジャンルですが、ここにメタルが入るとなぜかいろいろとおもしろい。
メタル好きな映画好きは観て損はなしな作品ですよ!
5つ星中4つ!が僕の評価です。
作品情報
作品名
めざせメタルロード
原題
Metal Lords
監督
ピーター・ソレット
脚本
D・B・ワイス
キャスト
ケビン:ジェイデン・マーテル
ハンター:エイドリアン・グリーンスミス
エミリー:アイシス・ヘインズワース
上映時間
98分