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SF

【解説】NOPE/ノープ最悪の奇跡を起こしたGジャンの生態

としひろ
としひろ
どもこんにちは!としひろです。

今回は映画「NOPE」の謎すぎる飛行生物「Gジャン」について解説していきます!

ネタバレを含みますのでご注意ください。

前回の見どころ紹介記事を読んでいない方はぜひこちらもご覧くださいね!

【最悪の奇跡】NOPEがエヴァ好きにはたまらないSFだった件もうほぼ使徒でかっこいい...

 

Gジャンとは

Gジャンとはヘイウッド牧場の上空に突如現れた飛行生物です。

通常円盤型で空を漂っており、時々強烈な吸引力で地上にいる生物を吸い上げ捕食します。

咀嚼はせず丸飲みして体内で圧殺。

絞り出した体液を栄養としています。

搾りカスや無機物(風船、旗、コインなど)は吸収できないため地上に吐き出します。

野生動物と同じく自分を観るその『視線』を認識することで襲いかかります。

Gジャンの名前の由来

由来は牧場で育てていた馬の名前から。

本来、Gジャンという馬はOJたちがま子供のころ、妹エメラルドが乗るはずでしたが、撮影の為に父親から取り上げられてしまいました。

Gジャンの外観

Gジャンの体は幌のような薄い布のような組織でできています。
(幌とは風・雨・日射・ほこりを避けるため、車にかける覆い。トラックの荷台部分を覆っている布と言えばわかりやすい?)

通常円盤型ですが、大きなクラゲのような形状に変化することもあります。

体の真ん中にある黒い穴は口であり排泄器官でもあります。

この穴は直径は75メートル

75メートルと言うとなんとなくでかいなぁとしか思えませんので、実際にある物とかで例えてみましょう。

・キュービックプラザ新横浜(75m)
・ラグビーコート(70m)
・富士急ハイランドの『ええじゃないか』の一番高いところ(76m)
・初代ウルトラマンの身長は40m

ウルトラマンを余裕で食っちゃえる大きさってのが凄い。

すごく…大きいです…。

この穴の奥には四角い目があります

映画冒頭の謎のキューブはGジャンの目だったというわけですね。

Gジャンの内部構造

内部構造については正確な設定がネット上ででているわけではないので想像するしかないんですが、クラゲをモチーフにしていて口と排泄機関が同じ部分となっています。

口の中心に目があるので目の周りに食道や体液を吸収する小腸のような器官があるのだと思われます。

Gジャンの特殊能力

Gジャンは「気流をコントロールする能力」を持っていると考えられ、雲を自分の周りに纏わり付かせて隠れることができます。

OJたちがGジャンを発見した際に雲がまったく動いていないことから、最初は自身の体に周りの風景を投影して隠れるUFOなのかと思ったんですが、周りの風景を投影しているというよりは周りに雲を作っているという感じなんで、そういう能力があると考えた方がしっくります。

ちなみにGジャンが近くに来ると電気が使えなくなる原因が不明です。

謎の生命体だしそういうこともあるってことでFA(ファイナルアンサー)でいいんじゃないでしょうか。

空想はロマン!

Gジャンのモデル

Gジャンのモデルはクラゲとエヴァの使徒です。

デザイン完成に1年半もかかっています。

強いこだわりが感じられますね!

ちなみにGジャンが隠れていた雲とかその周りの普通に動いている雲は本物にみせるために、視覚効果チームがなんと9か月もかけてCGシステムをわざわざ作ったそうです。

すげ!

まとめ

というわけでNOPEの飛行生物Gジャンについての解説でした。

次回はNOPEの重要なテーマを表しているチンパンジーのゴーディについての解説をしていきます。

次回もぜひお楽しみに―。