こんにちは!としひろです。
今回はドニー・イェン主演の最高に気持ちのいい映画、スーパーティーチャー熱血格闘をご紹介します!
簡単に言えば軍隊上がりなハチャメチャに強い坂本金八が大活躍する学園ドラマです。
イップマン観てからドニー・イェンの映画が観たくて調べていたらこれが評判良かったので観てみました。
もう最高に痛快な映画でしたね。
それだけじゃなく中国、香港の教育問題や家庭環境についてかなりストレートに突っ込んでいるのでとてもためになる映画でもあります。
製作、主演のドニー・イェンはこの映画を作る以前から教育問題に強い関心があり、長い期間構想を練っていたそうです。
なので劇中のセリフであってもまるでドニー自身が僕たちに訴えかけているような感覚がありました、
日本にいると中国、香港の教育問題はあまり知る機会がありませんから、そういう点でも非常におもしろい映画でした。
オフィシャルトレーラー
あらすじ(ネタバレ含む)
ここ数年、大学進学者がおらず成績も振るわず香港でも学力最低と不名誉な烙印を押されているタックチー学園。
教育局からは補助金を打ち切ることになると言われ、ラム校長は頭を抱えていた。
そんな中、校長室にアメリカ帰りのチャン・ハップ(ドニー・イェン)が前校長の紹介状を手に訪ねてきた。
チャンはその場で教師として採用され、問題児の多い6Bの担任を任されることになった。
特に問題の多いのは5人の生徒。
レイ・ワイチョンは祖母とふたり暮らしで生活が困窮。
カイチン、カイインのクワン兄弟は父親が酒浸り。
ウォン・ダッナンはカーレーサーになりたい夢を父親に打ち明けられない。
ホン・ジョウファはミュージシャンを目指したいがナイジェリア移民で周囲からの差別に悩んでいた。
ある日、レイたち5人はバスケ部員と乱闘騒ぎを起こしてしまう。
ラム校長は退学させようとするも、チャンは
「彼らを見捨てることはできない。教師が生徒を見捨ててしまったら彼らは自暴自棄になってしまう。」
と説得し、反省文を書かせることで事態を丸く収める。
レイはこの事件をきっかけに学校に行かなくなりレストランでバイトをしていた。
客として来ていたボクシングジム経営者のローの高級ライターを盗もうとするも、バレて半殺しの目にあってしまう。
レイが金欲しさに盗みをしようとしたことからローは自分のジムで働けばもっと稼がせてやると言い、名刺を置いていった。
その後レイは言われたとおりジムで働くようになる。
ローは主催する格闘技イベントで対戦相手に筋弛緩剤を飲ませるためにレイを使おうとするも目論見は外れ、レイはロッカーに閉じ込められてしまう。
そこへ異変を察知したチャンが現れ、プロ格闘家たちを次々と撃破しレイを救出することに成功する。
この活躍がテレビで報じられ、チャンは香港中の注目を浴びるようになる。
チャンの活躍は学園全体の四季を高めるには十分で、問題児たちも勉強に励むようになる。
しかしそんな中、クワン兄弟の兄、カイチンが飛び降り自殺を図ってしまう。
カイチンは多動性障害を抱えており、そのせいで成績が思うように上がらないことで悩んでいたのだった。
幸いカイチンは一命を取り留めるも世間やマスコミはチャンの指導が自殺の一番の要因だったのではないかと騒ぎ立て、バッシングを受けたチャンは責任をとってタックチー学園を去ることにした。
同僚の先生たちやラム校長、生徒たちはチャンが常に訴えていた教育論を世間に訴え続けた。
自分たちのため、チャンの名誉のために全員が一丸となり勉強し、試験当日を迎えた。
その日、チャンからの緊急メールにより学園に集められた生徒たちはローによって監禁されてしまう。
チャンと偽りメールを出したローは学園を含む一帯の土地の再開発を企てており、試験を妨害することで学園を廃校に追い込もうとしていたのだった。
そこへ異変に気づいたチャンが駆けつけ、ローの手下を最後の課外授業と称し、全員を倒して生徒たちを試験会場に行かせることに成功する。
首謀者ローがチャンの前に現れ、衝撃の告白をする。
かつてタックチー学園に通っていたこと。
ピアノとテコンドーで優秀な生徒であったこと。
そしてチャンとの喧嘩で腕を負傷し、その後の人生が狂ったこと。
死闘の末、チャンはローを倒し、持っていたナイフを奪い取ると悩んだ末に自身の足に突き刺した。
チャンは以前からローに直接謝罪したかったと、詫びて去っていった。
生徒たちは無事試験をクリアし、学園も補助金が増額されることになって廃校を免れることになった。
問題児たちは以前と違って輝いた表情で日常を過ごすようになり、それぞれの問題も解決したのだった。
そして季節は巡り、学園は再び新入生により騒がしくなっていた。
そこへチャンは言う。
「ようこそ!我がクラスへ!」と。
感想:こんな先生いたら最高ですわ
ドニー演じるチャン先生はあまりにも魅力的でした。
知的、強い、人格。
全てを備えたまさにスーパーティーチャー。
学園モノではよくあるシチュエーションの映画ではあります。
荒れたクラスに新任の先生がやってきて問題を解決するという。
日本なら金八先生第2シーズン。
腐ったみかんの加藤とボンボン松浦が大騒動を巻き起こしきんぱっつぁんが奮闘し、最後は愛のビンタで生徒を心から救ったり。
GTOなんかもちょっと近いですよね。
もう内容忘れちゃってるけど汗
この映画の凄いところはアクションシーンがめちゃくちゃ激しい!
ドニーの強さは既に十二分にわかっているんですが、この映画のアクションシーンはそれを何倍にも引き立たせているように感じました。
ジャッキーの映画のように椅子やら机やら壊しまくり。
観てて痛々しいけどやられているのが悪人だからほんとスカッとするんです。
ただ、首謀者ローはちょっとかわいそうな一面もありましたね。
優秀な生徒だったのに主人公のやんちゃ時代の犠牲者だったというのは。
自らをナイフで突き刺し謝罪はしたけど、ローにとってみればもっと早くその謝罪は欲しかったはず。
そういうのを考えてしまうとローがぼこぼこにやられてスカッとした!とは心から思えなかったなぁと。
まあそれでもドニーのアクションはさすがです。
これのアクション監督は谷垣健治さんという方でドニーとは長年タッグを組んでいる方。
さらにアクション指導担当も川本耕史さんや他の日本人スタントマンが活躍していたとのこと。
長く付き合い、お互いを知っているからこんな激しいアクションシーンができたんですね。
まとめ:こんな人におすすめ
わかりやすいストーリーかつあまりヘビーすぎるものではなく、さらに観終わったあとに気持ちがスカッとして心地よさを感じたい方。
金八先生が好きな方も結構これ好きかも?
あともちろんドニーが好きな方は是非観てほしい作品!
Netflixなら見放題ですし、僕は吹き替えの大塚芳忠が大好きなので吹き替えで観ました。
最高のカンフーアクションは大画面で楽しみましょう。
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作品情報
作品名
スーパーティーチャー 熱血格闘
タイトル表記
繁体字 大師兄
簡体字 大师兄
監督
カム・カーワイ
脚本
チェン・タイリ
製作
ドニー・イェン
バージニア・ロク
製作総指揮
ウォン・ジン
ユー・ドン
キャスト
ドニー・イェン
ジョー・チェン
ユー・カン
音楽
ダイ・タイ
撮影
邱忠業
アクション指導
谷垣健治(アクション監督)
川本耕史
甄家班
衣装
シルヴァー・チャン
美術
李子豐