こんにちは!としひろです。
3月28日からネットフリックスでテルマエ・ロマエがノヴァエという言葉をつけてまさにノヴァエ(新しい)なアニメで独占配信されました。
テルマエロマエ・ノヴァエのポイントは5つ!
・全11話
・原作者ヤマザキマリ先生がシリーズ構成として参加
・各話本編20分+原作者ヤマザキマリ先生の巡湯記
・描き下ろし新作エピソード2話あり!
・意外と巡湯記がおもしろい!
・ラストが原作と違う!!
テルマエロマエとは?あらすじ
2008年からコミックビームという雑誌で連載されていたコメディ漫画。
原作はこちら。
2010年書店員の選ぶマンガ大賞を受賞。
その他にも手塚治虫文化賞短編賞受賞など国内外の賞を受賞しています。
2013年には単行本最終巻を発売しており、新シリーズの話もあったようですが今の所再開の予定はないそうです。
あらすじ
浴場技師としての誇りを胸に働くルシウスだが、情熱とは裏腹に評価されず伸び悩んでいた。
ある日、風呂の底にあった大穴に吸い込まれ現代日本へタイムスリップしてしまう。
その後も事あるごとに現代日本、時には江戸時代の日本にタイムスリップし、自分の作る浴場に日本の風呂文化を取り入れていく。
予告編
テルマエ・ロマエノヴァエは前作と何が違う?
以前に作られたアニメはフラッシュアニメで原作者のヤマザキマリ先生もややご不満な様子。
インタビューでももうちょっと手の混んだアニメで観たかったと話しています。
今回のはNetflix製作なのでしっかり作り込まれています。
ヤマザキマリ先生もこれにはにっこりでしょう(笑)
まだ最終話は観ていませんが(観終わりました!最終回については↓)原作をしっかりアニメ化しているのでちゃんとおもしろいです。
テンポもゆったりとはしているけどきちんと起承転結もありますし、だらだらとはしていません。
このあたりは監督の力でしょうか。
日本各地の温泉を巡る巡湯記がおもしろい理由
エンディング前に5分ほどの巡湯記というヤマザキマリ先生の温泉地を巡るミニエピソードが入っています。
これが結構おもしろい。
僕が単純におじさんになったからなのかもしれませんが、「あ、こんな温泉あるんだ!」「こんな楽しみ方いいな」と、温泉の新しい楽しみ方を発見させてくれます。
ちなみに四万温泉の飲泉が紹介されていましたが僕は何度か四万温泉行ってるんですが一度も飲んだことなかったです。
おまんじゅうとかバス停近くのとんかつがうまいとかそんなのしか知らんかったです汗
新作エピソード2話
ノヴァエには新作エピソードが2話あります。
ひとつはルシウスの少年期、浴場技師になる前の物語。
もう一つは江戸時代にタイムスリップする話。
江戸時代の話はおもしろかったですよ!
混浴が普通だったような描かれ方してましたが実際どうなんでしょうね。
でも江戸時代って性に奔放だったらしいですし、混浴が普通だったのかな?
また宿の女性が酔っ払って妖艶にルシウスを誘うところとか、性に自由な江戸っぽくて斬新な感じでおもしろかった!
ラストが原作と違った!
原作だと妻は主人公ルシウスに愛想をつかし別の男と一緒になってしまいます。
その後、ラテン語を勉強するさつきという現代の日本人がでてきて、古代ローマと日本を行ったり来たりして、最後はルシウスと古代ローマで夫婦となります。
しかしノヴァエではそもそもさつきがでてこない!
あれ?と思ってたらラストはリウィアとちゃんと関係が修復!
みんな笑顔の最終回となっていました。
個人的にはこの方が気持ちいいラストでしたね。
新シリーズの可能性
まだアイディアはあるようですが映画でちょいと揉めた(?)こととかいろいろお忙しかったせいなのか、まだ新シリーズはスタートしていません。
今回のネトフリオリジナルシリーズでアニメ化されたのをきっかけにテルマエ・ロマエの続きをまた書いてくれたら1ファンとしては嬉しいですね。
テルマエ・ロマエ ノヴァエは2022年3月28日からネットフリックスにて全世界独占配信中。
やっぱりテルマエ・ロマエはおもしろい!
ネトフリアニメではキャッスルヴァニアもめちゃくちゃおもしろいですよ!
作人情報
作品名
テルマエ・ロマエ ノヴァエ
キャスト
ルシウス・モデストゥス:津田健次郎 本渡楓(幼少期)
アポロドロス:麦人
カシウス・モデストゥス:相馬康一
マルクス・ピエトラス:小林親弘、田村睦心(幼少期)
ティトゥス:相馬康一、渡辺明乃(幼少期)
リウィア:小林沙苗
レグルス:日野聡
ハドリアヌス帝:磯部勉
山口マミ:瀬戸麻沙美
歌川国芳:池田秀一
吉田:櫻井孝宏
ケイオニウス:細谷佳正
マルクス・アンニウス・ウェルス:榎木淳弥
スタッフ
企画・製作:Netflix
原作・原案・シリーズ構成・エグゼクティブディレクター:ヤマザキマリ
監督:畳谷哲也
キャラクターデザイン:永田文宏
美術監督:三宅昌和
美術設定:佐藤瞳、黒部咲
色彩設計:藤井瞳
撮影監督:久野利和
CG監督:三田邦彦
編集:大西裕太
音響ディレクター:田中亮
サウンドエディター:勝俣まさとし
音楽:川﨑龍
音楽制作:ドライブ(中村千枝、狐野智之)
音楽ディレクター:あさのかつひこ
音響制作 – ソニルード
エグゼクティブプロデューサー:許瑠伊
プロデューサー:須田泰雄
アニメーション制作:NAZ