先日紹介したインドネシアのホラー映画サードアイはもう観ましたか?
今日はこの続編、サードアイ2をご紹介します。
1のあらすじとか感想が読みたい方は前回の記事をご覧ください。
さてこの2なんですが1よりも超絶パワーアップしてました。
主にギャグ要素がはんぱないw
スクショとるのに見直しているときに笑える部分が多すぎてずっと笑って観てましたw
ほんと笑える作品ですw
今回もネタバレ含みで紹介していきますのでネタバレOKな方はぜひ最後までお付き合いください。
動画も作りましたのでこちらもぜひ観てください!
サードアイ2のあらすじ
実家の亡霊騒ぎが落ち着き、姉妹ともにサードアイの能力者として活動していた2人でしたが、ある日ミラという女性の霊にアベルが殺されてしまいます。
アリアはミラに問いただすもなにもいわず、その後は姿を見せることが無くなってしまいました。
真相を追いたいアリアでしたが調査も進められないので一旦生活環境を変えることにします。
新しく孤児院で働くことにしたアリアはそこでナディアというサードアイの能力をもつ少女と出会います。
ナディアは壁の中から声が聞こえると言い、2人は声の主を探していくんですがやがてたどり着いた真実はあまりにも残酷で恐ろしいものでした。
サードアイ2感想
もうとにかくハチャメチャです。
製作陣はホラーを作ろうとしているのか、それともホラーコメディを作ろうとしているのか本気でわからないくらい真剣に笑わせに来てると感じましたw
まず作品全体の感想を言うと1よりも映像がめちゃくちゃきれいになっています。
ストーリーも1みたいな有名作品のオマージュを前面に押し出してるわけじゃなく、その設定をうまく落とし込んでオリジナリティを確立した感はあります。
でも1と同様、詰め込み過ぎというのもあって、展開が早すぎてあわただしさも感じました。
サードアイ2の見どころ4つ
見どころ1:存在がギャグなクソ野郎ファドリ
事件の原因、奥さんの妹に手を出して妊娠させて挙句の果てには2人とも殺したクズ野郎ファドリ。
こいつがはんぱなく笑えますw
登場した段階でこいつ絶対なにかやらかしてるなと直感したんですが予想はどんぴしゃで、本当にクズなんですが、いちいちおもしろいんですw
娘ダルマがファドリと奥さんラクシュミをベッドからふっとばすシーン。
(こんなポーズ普通出る?w)
それからポルターガイストが起きて家の中が大変なことになってるとき、
俺の力なら止めることができる!
とか言い出して、気合いでとめちゃったり、終いにゃ娘ダルマに鞭でしばかれるw
(どう見ても幼女とのSMプレイ)
人として最高にクズいんですが存在がギャグなんですw
まあ最後は電動のこぎりで首を落とされちゃうんでクズらしい最後にはなるんでストーリーのオチとしては悪くなかったかなと。
ファドリで始まりファドリで終わる。
それがサードアイ2という作品ですw
見どころ2:スプラッターシーン
スプラッターシーンというか憑りつかれたアリアは今作でも注目ポイント!
1と同じくまたとりつかれてしまうんですが、ここの演技も非常に良くて残酷な幼女らしさが存分にでてて、ここのシーンはきちんとホラー映画してましたね。
1はハサミで庭師を殺害、2では電動のこぎりで首ちょんぱ。
まあまあグロくてホラーしてたんですが、1のときも思ったんですけど、なんでアリアって警察に捕まらないんですかね?
悪霊のせいだから無罪なんでしょうか?
ま、細かいことは別にいっかw
見どころ3:やっぱりチートなウィンドゥ
やっぱりお師匠ウィンドゥはあいかわらずの超絶能力者でした。
1のときにアリアのサードアイを開かせて『そんな簡単に開けちゃうのかよ!』って思ったんですが、アリアはもともと開いていたというのが1の最後でわかって、あーだからそんなカンタンだったのねって思ったんです。
でも今回、ファドリの奥さんラクシュミもサードアイをひらかせちゃうんですw
やっぱりウィンドゥさんは別格やでぇ…。
見どころ4:お化け屋敷
あの世とこの世の狭間という名のお化け屋敷。
今作すごい映像綺麗になってんのに、なんであのお化け屋敷をもっと怖い作りにしなかったのかまじで謎過ぎます。
しかも狭間の世界のクライマックスはまさにカオス。
娘に鞭でしばかれてる親父がいて、そこにダルマの母親ミラが現れ、ついには天国からアベルがきちゃって復讐はだめぜったい!とか言って、最後はダルマと鬼ごっこw
ほんとはちゃめちゃすぎますw
まとめ
はい、というわけでサードアイの感想とかみどころを紹介してみました。
ホラー映画というかホラー風カオスコメディ映画と思って観ても間違いないかと思いますw
まじめに言うと、今作のポルターガイストの原因となってた娘ダルマは復讐心の塊ではあったけど、やっぱりお父さんの愛を欲しがっていただけなんじゃないかなとも思いました。
暗闇の中でファドリの肩にのってるのは見ようによっては親子のほほえましい肩車の姿ですし、そのときにだーれだ?って感じで目隠しをするのもかわいい娘感漂ってるし、鞭でしばいてるのはともかく、狭間の世界から脱出するときにファドリをおっかけるダルマが置いていかないでって感じでおっかけるところなんて軽く涙でそうになりましたw
でも最後は復讐心にのまれてしまったから地獄へ送られてしまったんで、ちょっとかわいそうだなとも思うし、どの世界においても復讐というのは何もうまないってことを教えてくれた映画だったように思います。
ま、うまくまとまったところで今日は終わりー!
次は日本のホラー『残穢』を紹介・考察していきます!
お楽しみに!